家の荷物が多くなって住居スペースが狭くなってしまうと、トランクルームを利用する方法があります。トランクルームは2000年頃から増えてきて、都内を中心に目にする事が多くなりました。荷物が増えたらもっと広い部屋に引っ越すかトランクルームに保管するかになりますが、どちらを選択した方がお得なのかが気になるところでしょう。トランクルームの賃料は場所や種類によって異なります。都心部や地方では賃料に差があるので、どちらがお得になるかは保管する荷物の量や場所によって変わってきます。
一例として都心の賃貸タイプのマンションとトランクルームを比較した場合、坪単位で計算すると賃貸タイプのマンションの方が安くなる統計があります。料金だけで比較するとマンションの方が安くなるのは意外かもしれません。トランクルームに何を保管するのか、家の近くで選びたいのかなどで必要なスペースが変わってきます。荷物だけを預けるだけなので、必要なスペースだけのトランクルームを契約すれば賃料は抑えることができます。
例えば1Kタイプのマンションから2Kタイプのマンションに引っ越した場合より、引っ越さずにトランクルームを追加で契約した方が割安になるケースも多くあります。季節物の服を家に収納するスペースがなくなってきたので近くのトランクルームに保管したり、コレクションしているマンガなどを保管するくらいであれば取りに行く頻度も少ないので、家から離れた場所を選べば賃料を低くして契約する事ができます。マンションの家賃と同様で、立地が悪いところであれば比較的にリーズナブルな賃料で利用する事ができます。
トランクルームを選ぶ時はどういった使い方をしたいかを考えてから選ぶと良いです。アクセスが悪い所であれば賃料は安くなりますが取りに行くのが大変になります。駐車場を完備しているかやセキュリティも大切になります。契約の段階で貴重品などは保管できない場合もあるので契約内容のチェックも必要です。トランクルームにはいくつかの種類があり倉庫業務をメインでやっている会社が個人向けにサービスを提供しているケースもあります。業種によってサービスの内容も変わってきますし賃料も変化しますので色々と比較すると良いでしょう。
長期出張などで一時的に家具を収納しておきたい時など、ニーズに合わせて選ぶ事で賃料を賢く検討できます。家具を一式保管しておくのであればコンテナタイプを借りると良いです。出し入れの頻度もないので賃料が安い場所が選べますし、それなりにスペースがあるので引越しの時も簡単に荷物が移動できるので手間がかからないメリットがあります。コンテナタイプだと自動車のままでコンテナの近くまで移動できるので無理なく運搬ができます。